転職エージェントで紹介される求人はブラックばかりって本当？
ブラック企業を紹介された時の対処法はあるの？
ホワイト企業を紹介してくれる転職エージェントはどこ？
「転職エージェントはブラックばかりを紹介される」という噂を聞いて、転職失敗や騙されるのではないかと不安を感じている人も多いだろう。
結論、転職エージェントが紹介する求人はブラックばかりではない。
担当者の質や対応によっては「ブラックばかりだ」と感じる人もいるかもしれないが、スキルや希望に合った求人を紹介してくれることの方が多い。
しかしブラックを紹介することは、早期退職に伴う紹介料の返金などのデメリットがあるため、ほとんどの転職エージェントは良質な求人紹介に努めているのだ。
本記事では、ブラック企業ばかり紹介されると感じた時の対処法や転職エージェントの見極め方、賢い利用方法を解説する。
本記事を読めば、良質な求人を紹介してくれる転職エージェントで効率的な転職活動ができるようになるはずだ。
この記事の要約・まとめ
Q 転職エージェントでブラックばかりを紹介されたと感じたらどうしたらいい？
A 転職エージェントでブラックばかりを紹介されたと感じたら、以下3つの対処法を試してみよう。
ブラックばかり紹介されるのは、担当者や転職エージェントがあなたに合っていないからかもしれない。
特に転職エージェントは、年代や業界・職種によって得意分野が分かれる。
2～3社程度の転職エージェントを同時に利用すれば、どこが自分に合っているのか判断しやすいだろう。
初めに登録するなら、求人数の多い「リクルートエージェント」や「doda」、担当者の対応が評判の「マイナビエージェント」がおすすめだ。
Q ホワイト企業を紹介してくれる転職エージェントの見極め方は？
A ホワイト企業を紹介してくれる転職エージェントを見極める時は、以下4つのポイントをチェックしよう。
厚生労働省が定めたガイドラインに沿った求人紹介を行っている「適合宣言」をしている転職エージェントなら、安心して任せられるだろう。
なお「マイナビエージェント」はオリコン調査において顧客満足度1位の転職エージェントだ。
信頼できる転職エージェントを使いたい方は、まず登録しておくといいだろう。
Q 転職エージェントから紹介された求人がブラックかどうかを判断するコツはある？
A 転職エージェントから紹介された求人がブラックかどうかを判断するコツは以下3つだ。
- 企業情報や求人の内容が充実しているか
- 業務内容や勤務時間などに不透明な部分がないか
- 求人を行っている理由が明確か
転職エージェントは求人票に記載されていない細かい情報も保有しているが、質問しても十分な回答が得られないような求人はやめておこう。
企業情報が充実している「マイナビエージェント」ならブラック求人を避けられる他、具体的に働くイメージを持って応募できるので、入社後のミスマッチも防げるだろう。
| ホワイト企業の求人探しに役立つ 転職エージェント | おすすめポイント |
|---|---|
| マイナビエージェント | ・担当者が親身になって対応 ・希望やスキルに合った求人を絞り込んで紹介 ・20代の若手層に強い |
| リクルートエージェント | ・求人数No.1 ・豊富な求人から自分に合う仕事が見つかる ・幅広い業界・職種・地域に対応 |
| doda | ・担当者の質が良い ・サポートが充実しており頼りやすい ・幅広い業界・職種・地域に対応 |
| パソナキャリア | ・管理職求人が充実 ・年収アップ・キャリアアップしたい人向け ・企業との繋がりが強く情報充実 |
転職エージェントで保有している求人はブラックばかりではない
転職エージェントで保有している求人はブラックばかりではない。
なぜなら、ブラック求人に転職させることは転職エージェントにとってデメリットしかないからだ。
転職エージェントは求職者が早期退職してしまった場合、手数料を返金する規約を企業と結んでいる。
ブラック企業は早期退職に繋がりやすく、返金のリスクが高まる。
返金や退職が多ければ企業との信頼関係も崩れてしまうので、わざわざブラック企業ばかりを紹介するメリットはないのだ。
なお、厚生労働省では下記のようにブラック企業を定義している。
厚生労働省においては、「ブラック企業」について定義していませんが、一般的な特徴として、① 労働者に対し極端な長時間労働やノルマを課す、② 賃金不払残業やパワーハラスメントが横行するなど企業全体のコンプライアンス意識が低い、③ このような状況下で労働者に対し過度の選別を行う、などと言われています。
※引用：「ブラック企業」ってどんな会社なの？｜厚生労働省
ただし同じ求人でも「ブラックだ」と感じる人もいれば、「自分に合っている」と感じる人もいるだろう。
ブラックを避け、自分に合う求人紹介をしてもらいたい人はこれから紹介する「ホワイト企業を紹介してくれる転職エージェントの見分け方」をチェックしてほしい。
ブラック企業ばかりを紹介してくる転職エージェントの特徴3選
ブラック企業ばかりを紹介してくる転職エージェントの特徴は以下3つだ。
転職エージェント選びをする時は、この3つのポイントを押さえておけばブラック企業ばかりを紹介されるリスクを減らせるはずだ。
キャリアカウンセリングの内容が浅い
転職エージェントでは、担当者によるキャリアカウンセリング（面談）を行っている。
キャリアカウンセリングでは、適した求人紹介をするために経歴やスキル、希望、条件をヒアリングする。
しかし転職エージェントや担当者によっては、キャリアカウンセリングの内容が浅いことがあるのだ。
キャリアカウンセリングで以下のような印象を持った場合、その転職エージェントではブラックを紹介されてしまうリスクがある。
- 話をあまり聞かず、相談にのってくれない
- 希望や条件を無視した求人を紹介してくる
- スキルや経歴に合う求人を探してくれない
- 面談の時間が10～15分など極端に短い
転職エージェントに不満を持つ口コミでも「話を聞かない」「適当に求人を紹介してくる」という意見があった。
キャリアカウンセリングを大切にしている転職エージェントとしては、「マイナビエージェント」や「doda」がおすすめだ。
特に「マイナビエージェント」はオリコン調査でも対応の質を含めた顧客満足度1位を獲得しており、しっかり相談した上で自分のスキルや希望に合う求人を紹介してもらえるはずだ。
キャリアアドバイザーに厳しいノルマが課せられている
転職エージェントのキャリアアドバイザーには、下記のようなノルマ（目標）がある。
- 1か月あたりの紹介手数料
- 1か月あたりの入社人数
ノルマが厳しい転職エージェントや達成状況が思わしくないキャリアアドバイザーの場合は、内定が出やすい求人やブラック求人を紹介してくることもあるだろう。
見分けるのは難しいかもしれないが、以下のような対応が見られたら「ノルマのためかもしれない」と疑ってみよう。
- 応募や入社を急かされる
- 希望を無視した求人を大量に紹介する
- 月末までに内定承諾するように迫られる
- 未経験可・大量採用などの内定が出やすそうな求人ばかり紹介する
口コミでも、「ノルマのためかな？」と思うような違和感のある対応をされたという意見が見られた。
応募を急がされると焦ってしまうかもしれないが、自分に合わないと思う求人はしっかりと断ろう。
中小の転職エージェントで保有する求人が少ない
中小規模の転職エージェントは、大手と比べて求人数が少ないため、希望に合わない求人を紹介されることもある。
そのため「質の悪い求人を紹介された」と感じる人もいるだろう。
しかし求人数が少ないからといって、必ずしもブラックばかりというわけではない。
大手以外の転職エージェントは、業界や職種、地域、年代など特定の分野に特化していることが多い。
自分の希望やスキル、年代に合った転職エージェントを選べば、良質なサポートを受けられるだろう。
口コミでも「的確な求人紹介をしてくれた」と高評価だ。
転職エージェントを選び方は以下の記事で詳しく説明しているので、ぜひ参考にしてほしい。
転職エージェントにブラック企業ばかり紹介される理由
転職エージェントにブラックばかり紹介されるのは、以下3つの理由がある。
自分の行動を変えるだけで良質な求人を紹介してもらえるようになる可能性もあるので、ぜひ確認してほしい。
自分の希望条件を曖昧に伝えている
希望や条件が曖昧だと、キャリアアドバイザーは適した求人紹介ができない。
こだわりのない求職者だと判断されれば、内定の出やすい企業やブラック企業ばかり紹介されてしまう可能性もある。
「自分に合わない求人ばかり紹介される」と感じた場合は、以下のような希望や条件を改めてキャリアアドバイザーに伝え直してみよう。
- 志望する業界・職種・仕事内容
- 勤務地
- 年収
- 休日
- 残業の有無
- 活かしたいスキル
- 転職を通して実現したいこと
具体的に伝えてもブラックばかり紹介される場合は、転職エージェントがあなたに合っていない可能性が高い。
別の転職エージェントに登録しなおし、希望に合う求人を紹介してもらえるか試してみよう。
「どのような仕事が自分に合っているかわからない」という場合は、サポートが充実している「マイナビエージェント」がおすすめ。
しっかり時間をかけて向き合ってくれるので、希望や条件が定まっていなくても、相談しながら適職を見つけられるはずだ。
キャリアアドバイザー任せにしている
キャリアアドバイザーは転職活動をサポートしてくれる心強い存在だが、任せきりにしてはいけない。
自分でも業界や企業を調べるなど、自発的な行動をすることが大切だ。
以下の口コミサイトで企業の口コミをチェックするのもおすすめだ。
迷った時は、家族や友人など第三者の意見を聞いてみるのもいいだろう。
積極的に自分で調べれば、知らずにブラック企業に応募してしまうリスクを避けられるはずだ。
転職を急いでいる
転職活動を急いでいる人も、ブラック企業を紹介されることがある。
なぜなら、ブラック企業は常に求人を出している他、採用枠が多く内定が出やすいため「すぐにでも転職したい」という人に紹介しやすいのだ。
急いでいると企業のリサーチが不足しがちになるため、紹介された求人がブラックでも気づけない可能性もある。
口コミでも「焦って転職して失敗した」という意見が見られた。
転職したい時期が決まっている人は、できるだけ早い時期に転職エージェントへの登録や自己分析を済ませておこう。
3か月程度ゆとりを持っておけば、焦ることなく落ち着いて転職活動に取り組めるはずだ。
転職エージェントにブラック企業ばかりを紹介された時の対処法
転職エージェントにブラックばかりを紹介された時は、以下3つの方法を試してみよう。
最初から複数の転職エージェントを利用しておけば、ブラックばかりを紹介されてもすぐに対処できるだろう。
転職活動をスムーズに進めるためにも、ぜひチェックしてほしい。
担当者を変更する
転職エージェントの担当者は変更できる。
ブラックばかりを紹介されると感じたら、担当者を変更してもらおう。
せっかく豊富な求人を持っている転職エージェントでも、担当者の対応が不十分であればチャンスが掴めない。
担当者の変更依頼をする場合には、以下3つの方法がある。
- 電話、メールで担当者に直接伝える
- 公式サイトの代表電話もしくは支店の代表電話に連絡する
- 公式サイトの問い合わせフォームから伝える
直接言いにくい場合は、代表電話や問い合わせフォームからの連絡が便利だ。
自分に合った求人紹介をしてくれる担当者に出会えれば、納得のいく転職活動ができるはずだ。
転職エージェントを変更する
あなたに合う求人がないために、ブラックと感じられる求人しか紹介できていない可能性もある。
その場合は、別の転職エージェントを利用しよう。
転職エージェントには、業界や職種、地域、年代などで得意分野が異なる。
自分に合った転職エージェント選びができれば、スキルを活かせる求人に効率よく出会えるはずだ。
下記記事を参考にすれば、最適な転職エージェントが見つかるだろう。
3～5社の転職エージェントに登録しておく
転職活動に失敗したくないなら、初めから3～5社の転職エージェントに登録しておこう。
複数の転職エージェントを併行して利用すれば、より多くの求人に出会える他、相性の良いキャリアアドバイザーも見つけやすい。
大手の総合型転職エージェントから1～3社、業界や地域などの特定の分野に強い特化型転職エージェントから1～3社ピックアップして登録するのがおすすめだ。
おすすめの転職エージェントは以下記事でまとめているので、ぜひ参考にしてほしい。
1か月ほど利用してみて、「求人の質がいい」「相談しやすい」と感じる転職エージェント1～2社に絞って利用すると効率的だ。
ブラック企業ばかりを紹介されるなら転職エージェントは使わない方が良い？
「ブラックばかりを紹介されるなら、転職エージェントは使わない方がいいのでは？」と思う人もいるだろう。
結論、転職エージェントは使った方がいい。
なぜなら、転職エージェントを利用すると以下のメリットがあるからだ。
- インターネット上に公開されていない「非公開求人」に出会える
- 応募書類の添削や面接対策などのサポートが受けられる
- 転職についての悩みを相談できる
- スキルや強みを発見できる
- 面接の日程調整や企業との連絡を代行してくれる
- 求人票にない細かい企業情報を得られる
自分だけで情報収集をして転職活動をするには限界がある。
一方、転職エージェントを使えば最低限の労力で済むので、在職中で忙しい人でも隙間時間で転職活動できる。
転職エージェントを上手に活用すれば、心強いパートナーとなることだろう。
「自力で転職活動したい」と考える方は、下記記事を参考に、自分が転職エージェントを使わなくても本当に問題ないのかをチェックしてみよう。
ホワイト企業を紹介してくれる転職エージェントの見分け方4選
ホワイト企業を紹介してくれる転職エージェントを見つける方法は以下4つだ。
実際に登録して面談してみないとわからない部分も多いが、公式サイトや口コミ・評判をチェックすれば事前に判断することも可能だ。
優良な求人に出会うために、ぜひ参考にしてほしい。
求人数とキャリアアドバイザーの人数が多い
求人数とキャリアアドバイザーの人数が多い転職エージェントは、ホワイト企業を紹介してくれる可能性が高い。
求人数が多ければ、それだけホワイト企業の求人の保有数も多い。
さらにキャリアアドバイザーの人数が多いほど1人の求職者にかけられる時間が増えるため、質の高いサポートを受けられるだろう。
求人数とキャリアアドバイザーの多さで選ぶなら業界大手の「リクルートエージェント」と「doda」がおすすめ。
両方に登録すれば、多くの求人の中から優良企業に絞って応募することができるはずだ。
カウンセリングやサポートが充実している
質の高い転職エージェントでは、カウンセリングやサポートが充実している。
下記のような転職エージェントなら、スキルや希望に適した優良企業を紹介してくれるはずだ。
- スキルの棚卸を丁寧にしてくれる
- あなたの強みを見つけてくれる
- 希望や条件をしっかり聞いて、合致する求人を見つけてくれる
- 転職後のキャリアのことまで考えてくれる
- コミュニケーションを密にとってくれる
- 面談や面接対策などの機会を積極的に設けてくれる
求職者に向き合うことを大切している「マイナビエージェント」なら、充実したサポートで企業とのミスマッチを防ぎ、ブラック企業に転職するリスクを下げられるだろう。
業界・職種について詳しい
キャリアアドバイザーが業界・職種に精通しているかも重要だ。
あなたの経験・志望する業界や職種に詳しいキャリアアドバイザーなら、経歴やスキルを正しく理解して適切な求人紹介をしてくれる。
なお、特定の業界・職種を担当するキャリアアドバイザーがいる転職エージェントもある。
| サービス名 | 専門のキャリアアドバイザーがいるジャンル |
|---|---|
| マイナビエージェント | ・ものづくり・メーカー ・金融 ・販売・サービス ・IT・WEBエンジニア ・営業 ・不動産・建設 ・管理部門 |
| リクルートエージェント | ・ITエンジニア ・Web・クリエイティブ系 ・電気・電子・機械技術者 ・建築・土木技術者 ・サービス・販売・運輸系 ・営業、事務、企画系 ・コンサルタント |
| doda | ・IT・Web・クリエイティブ ・エンジニアモノづくり ・営業、販売・サービス職 ・メディカル業界 ・金融 ・企画・管理部門 |
業界・職種に強いキャリアアドバイザーであれば、業界ならではの悩みや希望を理解してくれるのでストレスなく転職活動ができるだろう。
適合宣言を実施しているか
「求人情報提供ガイドライン適合メディア宣言制度」で適合宣言を行う転職エージェントを選ぶのもおすすめだ。
適合宣言とは、厚生労働省が定める「求人情報提供ガイドライン」に沿った求人紹介をしている証明のようなもので、安心して求人紹介を任せられる。
適合宣言を行っている事業者は「適合宣言メディア一覧」から確認できる。
サポートの質の良さで評判の「doda」なら、適合宣言も行っている他、丁寧なカウンセリングで自分に合った良質な求人を紹介してもらえるだろう。
転職エージェントの上手な活用方法4選
転職エージェントを上手に活用する方法は以下4つだ。
コツがわかっていれば、ブラック企業に出会うことなく良質な求人紹介をしてもらえるだろう。
経験やスキルを正直に伝える
転職エージェントには、経験やスキルを正直に伝えよう。
経験やスキルを正しく理解してもらえれば、自分にマッチする求人紹介をしてもらいやすく、ブラック企業も回避しやすい。
また希望や条件があれば、遠慮なく伝えてほしい。
転職エージェントは面接官ではないため、細かい希望や条件を伝えても印象が悪くなることはない。
自分の理想に近い転職を実現するためにも、気持ちや考えはすべて伝えよう。
具体的な転職希望時期を伝える
具体的な転職時期があれば、事前にしっかり伝えておこう。
キャリアアドバイザーは同時に複数の求職者を担当しているため、転職意欲の高い人を優先する傾向がある。
転職時期が明確であれば転職意欲が高いと判断され、積極的なサポートを受けられるだろう。
在職中であれば、退職に必要な期間や退職可能な時期を伝えるといい。
「内定後、1～2か月以内には入社できます」「4月入社を目指しています」などと言えば、そのスケジュールに合わせた転職をサポートしてくれる。
丁寧なコミュニケーションをとる
キャリアアドバイザーとのコミュニケーションは丁寧にとろう。
- 連絡を無視しない
- 返信は1～2日以内にする
- 悩みや希望があれば伝える
- 求人を断る時は理由を添える
コミュニケーションを大切にすれば、誠実な人柄だと判断されて企業への推薦もしやすくなる。
信頼関係が構築できれば、ブラック企業の求人を紹介されることもないはずだ。
また求人を断る時に理由を添えれば、次から同じような求人を紹介されることも減るので、より精度の高い求人紹介を受けられるようになるだろう。
キャリアアドバイザーとの相性が悪いと感じたら変更する
キャリアアドバイザーと相性が合わないと感じたら、遠慮なく変更してもらおう。
なお、良い・悪いキャリアアドバイザーの特徴は下記の通りだ。
| 良いキャリアアドバイザーの特徴 | 悪いキャリアアドバイザーの特徴 |
|---|---|
| ・適切なアドバイスをしてくれる ・希望に沿った求人を紹介してくれる ・キャリアについて相談にのってくれる | ・レスポンスが遅い ・一方的に求人を送ってくる ・話を聞かずに意見を押し付けてくる |
また、人間同士のことなので、合う・合わないはどうしてもある。
キャリアアドバイザーの対応に違和感を感じた場合は、メールや電話で担当者変更の依頼をするのがおすすめだ。
複数の転職エージェントを同時に利用すれば、どのようなキャリアアドバイザーが自分に合うのか判断しやすいだろう。
ホワイト企業の求人探しに役立つ転職エージェント
求人数や口コミから「ホワイト企業の求人探しに役立つ転職エージェント」を紹介する。
| サービス名 | doda | リクルートエージェント | マイナビエージェント |
|---|---|---|---|
| 特徴 | ・豊富な求人数 ・サポートの質が高い ・希望に合う求人を紹介 | ・トップクラスの求人数 ・幅広い業界・職種・エリアに対応 ・転職支援実績No.1 ※厚生労働省「人材サービス総合サイト」より | ・20～30代に強い ・営業・ものづくり系求人が充実 ・親身なサポート |
| おすすめの人 | ・サポートを受けたい ・豊富な求人から選びたい | ・多くの求人に出会いたい ・幅広い業界・職種から選びたい | ・相談しながら進めたい ・初めての転職に不安がある |
| 求人数 | 22.5万件+非公開求人 ※2023年12月時点 | 約60万件 ※2023年12月時点 | 約8.5万件 ※2023年12月時点 |
| 対応エリア | 全国 | 全国 | 全国 |
| 良い口コミ | 口コミをみる | 口コミをみる | 口コミをみる |
| 悪い口コミ | 口コミをみる | 口コミをみる | 口コミをみる |
| 公式サイト | doda | リクルートエージェント | マイナビエージェント |
「doda」や「リクルートエージェント」はより多くの求人を保有しているため、登録するだけでもホワイト企業を見つけやすくなる。
「マイナビエージェント」は手厚いサポートが評判で、転職が初めてで不安な人も安心して頼れるだろう。
これから転職活動を始める人は、上記の表を参考に気になる転職エージェント2～3社に登録してみよう。
それでも転職エージェントにブラック企業ばかりを勧められる方がすべきこと4選
本記事でご紹介した方法を試しても、ブラック企業を紹介されるケースもあるかも知れない。
その場合は「スキルや経験不足」が関係している可能性がある。
専門性を高める方法として「スクール」を利用し、スキルを身に付けてから転職活動を進めるとよいだろう。
| サービス名 | テックキャンプ | ネイティブキャンプ | インターネットアカデミー | 宣伝会議 コピーライター養成講座 |
|---|---|---|---|---|
| ジャンル | ITスクール | 英会話 | Webデザイン | コピーライティング |
| 費用 | 657,800円（税込） | 月6,480円（税込）～ | 月184,800円（税込）～ | 187,000円（税込）～ |
| 特徴 | ・オンラインもしくは通学 ・ITエンジニアとして現場で使えるスキルが身に付く | ・オンライン講座 ・レッスン回数無制限 | ・オンラインもしくは通学 ・Webデザインやマーケティングが学べる | ・通学 ・1957年開校の老舗スクール |
| おすすめの人 | ・ITエンジニアとして働きたい人 ・IT業界に関心のある人 | ・24時間いつでも 好きなときに勉強したい人 | ・Web関連のスキルを身に着けたい人 ・Webデザイナーやマーケターとして活躍したい人 | ・企画や広報を目指す人 ・広告業界に関心のある人 |
| 公式サイト | テックキャンプ | ネイティブキャンプ | インターネットアカデミー | 宣伝会議 コピーライター養成講座 |
スクールを使えば専門性を高められるため、年収アップやキャリアアップにも繋がる。
今後のキャリアのためにも、スクールを活用してスキルアップしてみてはどうだろうか。
転職業界のリアルを知れるおすすめサービス2選
以下2つのサイトをチェックすれば、転職業界や企業のリアルを知ることができる。
上記サイトで求人企業について調べれば、ブラック企業に転職するリスクを軽減できるだろう。
JobQ｜自身のキャリアや転職について匿名で相談できる
「JobQ」は、転職希望先について聞きたいこと・知りたいことがある人におすすめ。
完全無料・匿名で、社員・元社員に職場の雰囲気や待遇などを質問できる。
「中途採用には筆記試験があったか」「前職の退職理由を面接でどう伝えたか」など具体的な相談も可能。
自身のキャリアや仕事のコツなども聞けるため、働くことに関して悩みがある人にも適している。
転職会議｜リアルな声をもとに求人情報を探せる
「転職会議」は、現役社員や元社員の口コミを見ながら求人検索したい人におすすめのサービス。
求人情報とともに、その企業の年収や残業時間など働いていた人にしかわからない情報を知れる。
口コミ登録企業数は20万社以上もあり、あなたが気になる企業のリアルが見つけやすいだろう。
入社してからのミスマッチをなくしたい人にぜひおすすめしたい。
まとめ｜ブラック企業を紹介されないためにも親身に相談に乗ってくれる転職エージェントを利用しよう
転職エージェントで紹介される求人はブラック企業ばかりではない。
ブラック企業への転職を誘導しても、早期退職に繋がれば売上を返金しなければならないため転職エージェントにとってもデメリットなのだ。
もしブラックばかりを紹介されると悩んだ時は本記事の「転職エージェントにブラック企業ばかりを紹介された時の対処法」を試してほしい。
1人での転職活動は企業に関するリアルな情報を知るのが困難であるため、転職エージェントを利用した方がホワイト企業と出会いやすくなるだろう。
まずは、2〜3社程度の転職エージェントに登録をしてみて、あなたに合った転職エージェントを探してみてほしい。
あなたが自分に合った転職エージェントを見つけ、転職活動を成功させる一助となれば幸いだ。
ブラック企業ばかりを紹介してくる転職エージェントに関するQ&A
- 転職エージェントにもブラックリストはあるの？
-
転職エージェントにブラックリストはない。
ただし、連絡を無視する・態度が極端に悪いなど、企業に推薦することが難しいと判断された場合は十分なサポートを受けられなくなることがあるので注意してほしい。
- 転職エージェント騙されることはあるの？
-
転職エージェントが騙すことは基本的にはない。
しかし、応募してもらうために良いことばかりを言う転職エージェントもいる。
転職エージェント任せにせず、自分でも企業や業界を調べるようにしよう。
- 転職エージェントが紹介してくる求人は微妙なの？
-
転職エージェントが紹介してくる求人の中には、微妙と感じられるものもあるだろう。
希望に合わない求人を紹介された時は、理由を添えて断ろう。
はっきりと断れば同じような求人を紹介されることが減り、効率的に質のいい求人に出会えるはずだ。
- 転職エージェントはどこまで信用していいの？
-
転職エージェントは信頼していい。
不安や悩みがある場合は、遠慮なく相談してみよう。
転職エージェントは面接官ではないので、話した内容が選考に影響することはない。
しかし転職エージェントの言うことを鵜呑みにしすぎてしまうのも良くない。
転職エージェントはあくまでサポート役だという認識で利用し、応募や入社などの最終的な判断は自分でしっかり調べてから行うようにしよう。
