【株式会社ココロミル】カンボジア起業・母親の死から世界初の予防医療へ

母の突然死を経験し、私のように「後悔」する瞬間をなくしたいと、自宅にいながら心臓ドック®を受けられるサービスを開発した林さん。働く人のための健康管理と転職支援サービスの選び方についてお話を伺いました。

林大貴さん

株式会社ココロミル
林大貴さん

大学在学時より起業し、これまで個人事業主を含め代表取締役3社、取締役4社、顧問として3社の経験をもつ。

日本のみならず2017年6月にはカンボジアにて会社を起業。

社会貢献活動にも尽力。

2019年11月に実母がストレスが起因する病気で亡くなったことからストレスというものに興味を持ち、自分のように「病気で後悔する」人がいなくなることを願い、2021年11月株式会社ココロミルを設立した。

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(1)求職者におすすめの転職支援サービスの選び方

■  様々な仕事を経て「本当に人を幸せにするビジネスをしたい」

多くのビジネスを経験する中で感じたのは、世の中にあるビジネスは、基本的に情報弱者が搾取される構造になっているということです。どちらかが勝つと、もう一方は負ける。

けれども、転職支援サービスは、きちんと自分を理解し、考えてくれるエージェントさんと進めば、お互いがWin-Winになる数少ないビジネスモデルだと考えています。

■  一人ひとりに向き合ってくれる転職エージェントがおすすめ

とはいえ、どのようにエージェントを選べば良いのでしょうか?

  • しっかりしたサポート:   一人ひとりに向き合ってくれるエージェントが理想です。
  • 時間をかけた面談: たった30分の面談では、求職者のことは分かりません。
    2〜3時間じっくり話してくれるエージェントがおすすめです。
  • 小規模エージェントの併用 : 大手では難しいきめ細かいサポートを求め、小規模エージェントも併用すると良いでしょう。
  • 転職先候補をあんまり出してこない:本当にじぶんにあった転職先候補を5者ほど出してもらいましょう、10社を超えると、企業研究にも時間がかかりますし、どこがあっているかぶれてしまいます

(2)カンボジアでの起業、母親の突然死をきっかけに世界初の「予防医療」へ

林大貴さん

■  カンボジアにきたきっかけ

2017年から、カンボジアで起業しています。海外に目を向けたきっかけは、大学時代に起業した際のパートナーが、ガーナ人とのハーフだったことです。彼が3歳まで泥水を飲んでいたと聞いて衝撃を受けました。

だから、最初はビジネスで稼いだお金で、ボランティアでアフリカにいく予定だったんです。ところが、よくよく調べてみると、無事に帰ってこられない可能性が5%くらいあるとネットに書いてあって、安全性の問題から渡航を断念しました。さすがに、大学生で何かあるのは嫌でしたので。

その後、何かあってもすぐに帰国できる距離が良いと考え、東南アジアに目を向けました。地図をみて、カンボジアのプノンペンにひかれ、すぐにチケットをとって向かいました。

実際に、プノンペンに渡航すると、人の温かさが印象的で、心を打たれました。たとえば、ボロボロの服を着た5歳くらいの女の子が、ホームレスのおじさんにお金をあげているんです。

■  カンボジアでのビジネスが日本人におすすめの3つの理由

現在のカンボジアは日本人が想像するよりも近代的で、おしゃれなバーなどもたくさんあります。日本人にカンボジアでのビジネスをおすすめする理由は3つあります。

  •   治安が良い 日本人が酔っ払って寝ていても大丈夫なくらい安心して暮らせる。
  •   親日的である カンボジアは親日的で、日本人というだけで信頼される文化。
  •   流通通貨が米ドル 通貨が米ドルのため、リスクが少ない。

■  母親の突然死が次の起業のきっかけに

林大貴さん

2019年に実の母親が突然死したことが、株式会社ココロミルを立ち上げるきっかけとなりました。検査の結果、母親の死因は、ストレスによる心臓病だと判明しました。

母親は定期検診に通っていたため、「なぜ、きちんと病院で検査を受けていた人が、突然死んでしまうのだろうか?」と疑問に思いました。

調べた結果、欧米では日本と違って、長時間の心電図検査をおこなっていることを知りました。また、日本人の死因は、1位がガンで、2位が心臓病となっています。

そのため、「ストレスを把握することで病気を予防し、母のような突然死を減らしたい」という想いから、世界初となる「自宅で心電図が計測できるサービス」を開発しました。

(3)働くビジネスパーソンが日々のストレスをチェックする方法

林大貴さん

まずは「自分がどのような時にストレスを感じるのか」を把握されることをおすすめします。

橋を渡る時、プレゼンがあるとき、苦手な人に会うとき、人間がストレスを感じると、必ず最初に心拍数に反映されるからです。

心拍数を計測する方法は2つあります。

  • 脈を測る 手で脈を測るか、アップルウォッチなどのスマートウォッチをつける
  • 心電図・心拍数を計測する より精度の高い、心電図・心拍数の正確な数値を計測できるデバイスを利用

日常生活で脈を測る習慣をつけるのがおすすめです。

ただし、脈の計測は精度が低かったり、慣れていないと難しいため、日常の計測はスマートウォッチで、年に1度弊社開発のデバイスを使って、健康状態を把握していただくのがおすすめの使い方です。

弊社のホーム心臓ドック®では、世界初の、自宅で精密な心電図・心拍数を簡単に計測できます。心拍数と心電図の両方を計測することによって、いつどんな時に心臓に負担がかかるのか把握できるのが強みです。

具体的には、小型の心電計を胸に直接貼り付けます。小指くらいの大きさで、装着していることを忘れてしまうくらい軽量です。(1回12,100円〜)

(4)日々のストレスにどのように対処すれば良いのか?

林大貴さん

■  やりがいを持てる仕事を見つけて欲しい

慢性的なストレスを感じている人には、ぜひその環境から抜け出すことを検討して欲しいと思います。

自分の経験からも、仕事の環境が合わないとストレスを感じやすくなります。一方で、本当に好きな仕事、やりがいや使命感をもてる仕事についていると、自然とモチベーションが上がります。

幸運だったと思うのは、今は自分にしかできないことをさせてもらっていて、本当にやりたいことを見つけられたことです。

■  精神的なストレスには、マインドフルネス呼吸がおすすめ

精神的な問題が強い人には、マインドフルネス呼吸がおすすめです。私自身も、母親の死後にパニック障害をわずらいましたが、マインドフルネス呼吸をマスターしたことで症状が軽快しました。

具体的には「4秒鼻から吸って、8秒口から吐く」呼吸を、3分間ほど繰り返します。人間の体は、緊張すると無意識に息を吸いすぎるため、交感神経が活発になってしまいます。

そのため、意識的に吐くことで、ストレスが下がったと脳が錯覚し、副交感神経が活発になります。だまされたと思って、ぜひ一度試してみてください。

◼︎ 弊社では、以下のような人材を募集しています。

  • 人生一度きりなので、大きなことしたい
  • ガツガツした人
  • やりたいことがない人
  • 世界から心臓病で突然なくなってしまう方を一緒に無くしたいと思う人

興味をお持ちの方は、ぜひご応募ください。

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