インフラエンジニアが楽すぎってほんと？
実はきついんじゃないの…？
インフラエンジニアの将来性を知りたい
結論、インフラエンジニアは仕事によって「楽すぎ」と感じる面もあるようです。
すぐに理由を知りたい方は「インフラエンジニアが楽すぎと言われる4つの理由」をご覧ください。
確かにエンジニアはニーズが高く、収入も安定している仕事の一つ。
うまくキャリアアップをしていけば、将来的にお金に困らない生活を手にできるでしょう。
本記事では、インフラエンジニアに向いている人の特徴や将来性の有無についても紹介しています。
ぜひ最後までご覧いただき、興味がある方は転職エージェントに相談して、インフラエンジニアへの道を探ってみませんか？
なお相談先に迷う方は、土日でも対応可能な「ワークポート」がおすすめです。
■インフラエンジニア転職におすすめのエージェント
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Q インフラエンジニアが楽すぎと言われるのはなぜ？
A 未経験でもやりやすい、難易度が低めの仕事があるからです。
たとえば、すでにあるシステムの監視や保守であれば、未経験からでも取り組みやすいです。
運用できているシステムであれば、基本的に重大なトラブルは起きません。
そのため「監視するだけで終わる」仕事があり、楽すぎと言われるのです。
インフラエンジニアの仕事は大きく分けて4つ
インフラエンジニアのおもな仕事は、以下の4つです。
| 業務 | 内容 | 難易度 |
|---|---|---|
| システム設計 | 企業のニーズに合わせたネットワークやサーバーの設計 | 高 |
| 構築 | 設計に基づいたシステムの構築と導入 | 高 |
| 運用・保守 | システムの日常的な管理と問題発生時の対応 | 低〜高 |
| 監視 | システムの稼働状況の常時監視とトラブルの早期発見 | 低〜中 |
システム設計
システム設計は、インフラエンジニアの仕事の中で、最も重要な業務の一つです。
そのため難易度も高め。
企業の規模やビジネスモデルに応じて、最適なネットワークやサーバーの構成を考案します。
システムの構築
設計が完了したら、次は実際にシステムを構築する段階です。
ハードウェアの選定やソフトウェアのインストールなど、物理的な作業も含まれます。
また、構築したシステムを実際の業務環境に導入する作業も行います。
システムが正常に動くよう組み上げる必要があり、仕事の難易度も高めです。
運用・保守
システムが稼働し始めたら、日々の運用と保守が重要です。
定期的なメンテナンスやアップデート、セキュリティパッチの適用などを行います。
また、問題が発生した際には迅速に対応し、システムの安定性を維持する役割も担っています。
監視
最後に、システムの監視業務です。
24時間365日、システムの稼働状況を監視し、異常の早期発見が求められます。
監視ツールを使用して自動化されることもありますが、アラートへの対応や定期的な報告書の作成など、人間の判断が必要な業務も含まれます。
インフラエンジニアが楽すぎと言われる4つの理由
おもな理由は次の4つです。
定型業務が多い
インフラエンジニアの仕事には、日々の定型業務が多く含まれています。
たとえば以下のような業務。
- サーバーの稼働状況チェック
- バックアップの実行と確認
- セキュリティアップデートの適用
これらの作業は、手順が明確で、マニュアル化されていることが多いです。
そのため慣れてしまえば、経験が浅い人でも比較的すぐに遂行できます。
技術の陳腐化が遅い
インフラ技術は、頻繁にバージョンアップされるアプリケーション開発と比べて、システムの変化が少ない傾向にあります。
システムの変更を行えば、さまざまな部署に影響が出てしまう可能性が高いためです。
- 基本的なネットワーク技術は長年変わっていない
- 長年使用されているOSやミドルウェアがある
- 新技術の導入は慎重に行われる
上記のような理由から、一度習得した技術や知識を長期間にわたり活用しやすいのです。
たとえば米国の大手航空会社である「サウスウエスト航空」は、今でもシステムにWindows3.1を利用しています。
常に新しい技術を学び続ける必要がある他の職種と比べて「楽」だと感じられることがあります。
参考：クラウドWatch
責任の所在がわかりやすい
インフラエンジニアは担当する仕事の範囲が明確であることが多く、それぞれの担当者が決まっているため、楽に感じられるようです。
たとえば
- ネットワーク担当
- サーバー担当
- データベース担当
のように、役割が明確に分かれていることが多いです。
そのため、自分の担当範囲に集中できます。
責任の範囲も明確なため、精神的な負担が軽減されるようです。
トラブルがなければ落ち着いた勤務が可能
大きなトラブルがなければ、緊急対応や時間外の業務が必要ないのも、楽と言われる要因です。
たとえば保守作業は計画的に行われるため、急な対応に追われることは少ないでしょう。
交代制やリモート対応も可能な場合があります。
また、システムが正常に稼働している期間は、ルーティンワークが中心となり、定時退社も可能。
トラブルがなければリモートワークも可能で、ワークライフバランスを重視する方に適しています。
ただもちろんこれは業務の一面であり、緊急トラブルが発生した場合は、対応に苦労することもあるはずです。
インフラエンジニアがきついと言われる2つの理由
「楽すぎ」と言われる一方で、以下のような理由からきついと感じる方もいます。
緊急時の対応がつらい
インフラエンジニアは、システムやセキュリティのトラブルが発生した際に、最前線で対応しなければいけません。
そのため以下のようなつらい面もあります。
| 即時対応の要求 | 障害が企業活動に直結するため、迅速な対応が求められる |
|---|---|
| 24時間365日のオンコール体制 | 休日や深夜でも呼び出しがある可能性がある |
| 長時間労働 | 復旧までに数時間、時には数日かかることもある |
たとえば2024年7月の「WindowsPCのブルースクリーン現象」のように、大規模なネットワーク障害が発生した場合です。
深夜であってもすぐに出社し、原因究明と復旧作業を行う必要があります。
この間、睡眠や休憩を取る時間も限られ、精神的・肉体的に非常に大きな負担がかかるでしょう。
複雑なシステムの理解と管理がつらい
インフラエンジニアは簡単な業務がある一方で、キャリアアップとともに高度な知識が求められます。
とくに現代のインフラはクラウド環境の導入も進んでおり、複雑化しています。
そのためトラブルシューティングも難しく、問題が複数の要因に関連していることが多いため、切り分けに時間と労力が必要です。
また、これらの複雑なシステムを正確に把握し、継続的に更新することも重要な業務となります。
キャリアアップを目指す方にとっては、つらいと感じるかもしれません。
インフラエンジニアに向いている人の特徴3つ
インフラエンジニアに興味があり、以下に当てはまる人は向いていると言えます。
粘り強く仕事に取り組める
インフラエンジニアの仕事では、問題解決に時間がかかることも多いです。
そのため、難しい問題にぶつかっても、諦めずに挑戦し続けられる人が向いています。
- 同じ作業を繰り返しても飽きずにできる
- 失敗しても落ち込まず、次の挑戦に活かせる
- ゲームで難しい敵を倒すまで何度も挑戦する
- パズルを最後まで完成しないと落ち着かない
上記のような人は、インフラエンジニアの仕事に就いてみてはいかがでしょうか。
好奇心旺盛で学ぶ意欲が高い
インフラエンジニアには、技術への強い興味と学ぶ意欲が大切です。
パソコンやスマートフォンの仕組みに興味があり、新しい技術やガジェットが出ると試してみたくなる人が向いています。
また、プログラミングやネットワークについて自主的に勉強するような、技術への探究心が強い人も適しているでしょう。
たとえば、趣味でパソコンを組み立てたり、自宅でWi-Fiの設定を工夫したりする人は、インフラエンジニアの素質があるはずです。
チームワークを大切にできる
インフラエンジニアは単独での仕事は少なく、チームで協力することが多いです。
人と話すことが好きで、他人の意見をよく聞ける人が向いています。
また、自分の考えをわかりやすく説明できる能力も重要です。
上記のようなコミュニケーション能力は、チームでの問題解決や顧客との交渉でも活きてきます。
学校の課題でグループワークを楽しめた人や、スポーツのチーム競技が好きな人は、この特徴を持っていると言えるでしょう。
インフラエンジニアは将来性もある
インフラエンジニアは、将来的な安定性と高収入が期待できる職種です。
人間が生活を送る上でインフラのシステムは欠かせないため、業務がなくなることはありません。
キャリアは通常、新人エンジニアからスタートし、経験を積むにつれて中堅、シニアエンジニアへと成長していきます。
およそ3年以上の経験を積むと、2つのキャリアパスが開けます。
一つは、プロジェクトマネージャーや IT 管理職を経て CIO/CTO を目指す道です。
高いマネジメント能力が求められますが、経営に近い立場で活躍でき、高収入が見込めるでしょう。
もう一つは、特定分野のスペシャリストやコンサルタントとして専門性を深める道です。
希少スキルを持つことで、安定した需要と高い報酬が期待できます。
上記のように収入と安定性を手に入れられるのが、インフラエンジニアですね。
インフラエンジニアへ転職したい人におすすめの転職エージェント3選
インフラエンジニアに転職を考える人は、以下のサービスを利用してみましょう。
なお選んだ基準は、以下の4点です。
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まとめ｜インフラエンジニアは業務によって楽すぎと感じやすい
インフラエンジニアは、監視や保守業務を担当している場合「楽すぎ」と感じやすいです。
しかし、トラブル対応の場面では体力的・精神的にきつい場面もあるため、一概には言えないでしょう。
キャリアアップとともに仕事の難易度は高くなりますが、知識とスキルを高め、高い収入を目指したい方にはピッタリです。
興味がある方は「おすすめの転職エージェント3選」からピンときたサービスに申し込み、面談してみましょう。
迷う方は、担当者の対応が良く土日も相談できる「ワークポート」がおすすめです。
■インフラエンジニア転職におすすめのエージェント
インフラエンジニアについてよくある質問
- インフラエンジニアは最強ですか？
-
確かに「最強」と言われることがあります。
以下がおもな理由です。
- 社会的になくならない
- 業務が複雑でAIに代替されにくい
- 未経験でも転職しやすい
とくにエンジニアのなかでも転職しやすさが良く取り上げられます。
キャリアアップにつれてレベルは上がりますが、未経験でも監視や保守業務は取り組みやすいので、興味がある方は「おすすめの転職エージェント3選」からピンときたサービスに申し込み、面談してみましょう。
- インフラエンジニアに向いている人はどんな人？
-
以下の3つに当てはまれば、向いていると言えるでしょう。
上記をクリックすると、それぞれ詳しい解説が読めます。
- インフラエンジニアについていけないのはどんな人
-
技術の変化に対応できない人や、コミュニケーションが苦手な人はインフラエンジニアに向いていません。
チームワークを大事にできないと、困った時に助けてもらえなかったり、顧客との交渉も難しかったりするでしょう。
エンジニアは「ひとりで黙々とパソコンに向かう仕事」と思われがちですが、人間関係を構築する力は必要です。
